参宮木札について
【参宮に訪れた人を施行として、おもてなし】
お伊勢参りが一生に一度の夢であった江戸時代、参宮者が持つひしゃくを目印に、伊勢の人々は「施行」として旅人をもてなしました。そのおもてなしのこころは今も昔も変わりません。
現代ではひしゃくの代わりに「参宮の木札」をご用意しています。
この木札を身に着けて、伊勢神宮のおひざ元ならではの、施行(おもてなし)のこころに触れてください。
【参宮の証】
その昔、お伊勢参りをする旅人は、筒状に丸めて背負ったゴザの先に、1文無しの印「ひしゃく」さえ差しておけば、白米のおにぎりやお風呂、水、わらじなどな提供してくれる伊勢の人々の「施行」に支えられていました。
そのことから「お伊勢参り」を「おかげ参り」と呼ぶようになったと言われています。
【参宮の木札】
「おかげ参り」の「ひしゃく」に代わる「参宮の証」、現代版の施行(おもてなし)としいます。
参宮の木札「常若(とこわか)」
伊勢神宮で感じる「常若(とこわか)」の力。
再生を繰り返す終わりのない場所……。清々しい気持ちになれるのは、伊勢神宮が常に新しい力のみなぎる場所だから。日々の営みを見守り、我々に明日を生きる活力を与えてくださる神様に感謝しましょう。